続・Linux で携帯ムービーを変換してみる

分からない。

僕が手を握ろうとすると、彼女はそれを振り払って僕に背を向けた。「どうしたんだよ?」手をかけた肩は小刻みに震え、頬には確かに涙がつたっていた。「なんでもないの!違うの!」「いや、だって…」「ごめんなさい!」駆け出した彼女を、もう僕は追うことすらできなかった…。

っていうときの女の涙くらい、分からない。

FOMAの動画(3gp形式)を変換しようとして、前回と同じように、mencoder → ffmpeg の流れでやったら、何か ffmpeg のとこでコケてやんの。なぜ。

そもそも mencoder での変換結果を見たら、映像ストリームと音声ストリームの時間が、全然合ってない。映像9秒に対して、音声1秒強ってなあ。

映像ストリーム:  141.282 kbit/s  (17660 bps)  サイズ: 158942 bytes  9.000 secs  48 フレーム
音声ストリーム: 1411.200 kbit/s  (176400 bps)  サイズ: 222972 bytes  1.264 secs

んで、サンプリングレート(-srateオプション)をイジって帳尻合わせ。とりあえず秒数はそろったけど、やっぱり ffmpeg でコケるのは変わらず。なんかビットレートとかやたら高いし、難癖あふれてんわ。FOMAなんて嫌いだ!

結局、FOMAの3gpについては、mencoderを通さず、ffmpegで一発変換するのがよろしいらしい。

# ffmpeg -y -i in_foma.3gp -vcodec wmv1 -acodec mp3 out_foma.wmv

mencoder から ffmpeg のコーデックとか使えるけど、根本的な挙動は違うのね。うーん、分からない。

とりあえず、拡張子が同じでも変換方法が異なるってのがアイタターッな感じ。加えて、機種ごとに方法が変わったりするのかもしれないって考えたらガクブルッて感じ。ううう、悩ましい。

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通りすがり at 2007年2月 3日 19:01

そんなときゃー黙って抱きしめてやるのさ。