今度のお仕事でようやく Java を 1.4 から 5.0 に進化させることができたので、合わせて Junit も 3.8 から 4.3 にシフト。Java5 を触り始めて、もはやアノテーション無しではコードを書けない身体になってしまったので、ここは外せない。
| アノテーション | 説明 | JUnit3.8では |
|---|---|---|
| @Test | テストメソッドであることを示す | testXxx() |
| @Before | 各テストメソッドの実行前に呼ばれるメソッドであることを示す | setup() |
| @After | 各テストメソッドの実行後に呼ばれるメソッドであることを示す | tearDown() |
| @BeforeClass | このテストクラスを呼び出す前に1回だけ実行するメソッドを示す | |
| @AfterClass | このテストクラスを呼び出した後に1回だけ実行するメソッドを示す | |
| @Ignore | 無視するテストメソッドであることを示す |
JUnit3.8 では、テスタークラスを作るために、必死で TestCase を継承して、チマチマとコードを埋めていくということをやっていたけれども、JUnit4.3 ではアノテーションのおかげもあって、かなりラクチンに書けますね。単純なテストケースなら、public なメソッドに @Test アノテーションを付与してあげるだけで、OK。
assert の処理など細かいところは、これから見ていきまっす。でも、static import すれば、3.8 と変わらないように使えそうなので、ムダな学習コストもかからなそう。ふむふむ。
3.8 で言うところのテストスイートを書くのであれば、@SuiteClasses アノテーションを使って以下のような感じで書けばOKっぽい。
@SuiteClasses ( { Sample1Test.class, Sample2Test.class } );
public class AllSampleTests {
}
まあ、でも Eclipse3.2 以降であれば、JUnit4 に対応しているようなので、テストスイートを用意せんでも、テスト用パッケージから実行してしまえば全部できるので、テストケースに集中すればOK。というか、テストスイートの対象テストクラスを @SyuteClasses に全て羅列しなくちゃいけないのは面倒なので、テストのまとめ実行は IDE からやるのがオススメでしょうか。
お疲れさまでした。
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