ローカルの html を UIWebView で表示する

iPhone アプリ上で使用許諾文書のような長文を表示させたいとき、View にベタ書きという選択はありませんが、かと言ってわざわざ Web と通信するまでもありません。ということで、プロジェクトに配置しておいた静的 html を読んで表示してあげるテスト。

Xcode を開いて Resources フォルダに、 html ファイルを置いておきます。今回は policy.html というのを置いてみました。あとは、それを表示する ViewController で以下のようにするだけでできました。

- (void)viewDidLoad {
    CGRect frame = [[UIScreen mainScreen] applicationFrame];
    CGRect rect = CGRectMake(0,0,frame.size.width, frame.size.height);
    UIWebView *wv = [[UIWebView alloc] initWithFrame:rect];
    wv.scalesPageToFit = YES;
    [self.view addSubview:wv];
	
    NSString *path = [[NSBundle mainBundle] pathForResource:@"policy" ofType:@"html"];
    [wv loadRequest:[NSURLRequest requestWithURL:[NSURL fileURLWithPath:path]]];
    [wv release];
    
    [super viewDidLoad];
}

よくよく考えてみれば、これで html5 + javascript を読み込んでしまえば、すぐに簡易 iPhone アプリが作れるんですね。その割には、Xcode の新規プロジェクトのなかには "HTML-based Application" という選択肢がないのが、なんとも考えさせられます。

このエントリーのトラックバックURL
http://www.deftrash.com/admin/mt4/mt-tb.cgi/530