dTbookmark | Webデザインのこやし

ディズニーシーの新アトラクション「タワー・オブ・テラー」のサイト。このアトラクションの背景となる物語を、ホテルツアーというインタラクティブコンテンツを通して伝えている。

巧みに構築されたその世界観に、ずるずると引き込まれていく。細部までこだわったイラスト、リアルな効果音、ツアー内にいくつも仕掛けを設けたゲーム性。これだけの規模で、これほど一貫した世界観を創り上げるとは。並々ならぬ意気込み、こだわりが伝わってくる。

かつて一斉を風靡した「かまいたちの夜」といったサウンドノベルをプレーしているようだ。時が経つのを忘れて、ブラウザの向こうに自分を置くことのできるサイト。マーベラス！

FOMAとか様々な広告でおなじみのAD青木克憲氏。そんな彼が率いるバタフライストロークのキャラクターのサイト。カワイイなかに、大人の楽しみが随所に仕掛けられた、にくいサイト。素敵です。

持ってくるゲームが麻雀だったり、それで無意味に統計を取っていたり、超本気ですかしているのが、うまい。キャッチコピーの抜け具合とかも、思わずにんまり。「好きにしていいよ」と言われても、なかなかこうはできないと思う。スゴイです。

制作はストリッパーズ。ここのテイストは大好きです。

スバル「R2」のスペシャルサイト。イラストの雰囲気が、とっても良い感じ。ターゲットを完全に女性に絞り込むことで、スッキリと簡潔にブランディングできていると思う。カワイイ。

イラストもさることながら、吹き出し雲のアイデアが素晴らしい。「車とは何か？」という様々なユーザーの声のフローを背景に、「だからR2はこういう車にしました」という見せ方をしている。その一連の計算されたストーリー性に、ちょっと感動。良いです。

ナイキの「ブカツキャンペーン」サイト。泥くさくて汗くさくて楽しい、そんな部活っぽさがあふれ出る涙もんのサイトに仕上がっています。砂っぽい質感とか部員の細かい動きとか、本当にディテールまで凝っていて飽きない。「どこまで行けるか。」ってコピーも、熱くてよろしい。

今どきの中高生はどんなサイトを見てるんだろうとか思ってたけど、これはひとつの答えでしょう。「ブカツブログ」とかコンテンツ的にも良質だし。面白いッス。

しかし、カツ君がおもろすぎる…！全体的に作り込んでいる分、なおさら。