dTbookmark | Webデザインのこやし

味の素「ほんだし」のPRサイト。宮沢りえさん扮する"こはる"が活躍するほんわか系テレビCMと同じく、明るくもゆるい雰囲気の漂うサイト。かなり凝った作りになっていて、良い感じです。

ほんだしの消費量を上げるには、まず今の若奥様たちの目を和食に向けなければ。そんな流れから出た企画だろうか。ターゲットを絞った一貫したクリエイティブが素晴らしいなあ。コンテンツも外していないし。八方美人ではできない、一途な勢いがあるって素敵。

やっぱり和食は難しいけれども、遊び心があれば、きっと楽しい。見ていてそれが伝わるこのサイトに、感激しましたです。

マチュア(円熟)世代の化粧品ブランド「SUQQU」のサイト。落ち着きのなかにテンポを感じさせる大人のデザインがおしゃれ。抑えられたトーンとほどよい間が、ブランドイメージと強く結び付いている。かなり好き。

「Webは若者の情報取得ツール」というイメージが、いまだ払拭できずにいる。でも実際は全世代的なメディアにまで成長したわけで。2007年問題じゃないけど、今後はシニア・マチュア層とのコミュニケーションに、どうWebを活用していくかも、しっかり考えていかないといけないと思う。

また、AIDMAに代わってAISASの概念が提示されているけど、女性にとってその好例は化粧品らしい。肌に直接触れるものだけに、成分を検索したり、クチコミによる信頼性というのが重要とのこと。しかしその観点から見ていくと、ちゃんとしたサイトって意外に少ない気がする。Webへの課題と期待は大きい。

DTIの「ブロードバンドまかせて大丈夫。」キャンペーンのスペシャルサイト。小西真奈美さんが企業の代弁者として、毎日さまざまなシチュエーションでの「大丈夫。」を見せてくれる。他メディアと合わせて、広告効果を発揮しているかと。

1月1日まで100日毎日更新らしい。100日分の企画を立て、撮影して、編集して、毎日アップして…と、かなり裏方は体力あるなーと。いや、更新はちゃんとシステム化されてるか。毎日は大変だけど、毎日やることに「まかせて大丈夫。」感が出るって話でしょうか。

個人的に、カレンダの写真の上端がちぎりになっているのが、たまらない。先週あたりから、ちぎり絵にハマりかけてます。